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2018.10.17お知らせ

神迎えの神事 2018

2018年の神迎えの神事は、11月17日(土)に執り行われます。
とても、荘厳な神事でございます。
ここから1週間、神等去出祭の11月24日まで出雲はお忌みさんの期間になります。

出雲大社の西方1kmにある稲佐の浜で、神々をお迎えする神迎神事(かみむかえしんじ)が行われます。

夕刻7時、浜で御神火が焚かれ、注連縄が張り巡らされた斎場の中に神籬(ひもろぎ)が2本、傍らに神々の先導役となる龍蛇神が海に向かって配置されます。
神事が終わると、神籬は両側を絹垣で覆われ、龍蛇神が先導となり、高張提灯が並び奏楽が奏でられる中、参拝者が続き、浜から出雲大社への「神迎の道」を延々と行列が続きます。
この後、出雲大社神楽殿において国造(こくそう)以下全祀職の奉仕により「神迎祭」が執り行われます。これが終わると、ようやく神々は旅(宿)社である東西の十九社に鎮まられます。

神々の先導の竜蛇神は、豊作や、豊漁・家門繁栄などの篤い信仰があります。神迎祭終了後には特別拝礼、さらに神在祭期間中にも八足門内廻廊に竜蛇神を奉祭し、一般の自由参拝が可能です。

〈ご注意〉
神迎神事を行う稲佐の浜には、神様の通り道に菰が敷いてあります。菰の上を歩かないようご注意ください。
フラッシュを使用しての写真撮影は神事の妨げとなりますので、お控えください。

出典:出雲観光協会ホームページより